話題沸騰のダイナミックコンプレッション=動的段階的着圧のスキンズ「A400」。その進化のポイントを解りやすく整理しなおしてみました。設計の大前提を変えた
静的サイジング → 動的サイジング
コンプレッションウェアは筋肉に供給する酸素の量を増やし、パワー、スピード、スタミナ、リカバリー能力を向上させることがその目的です。心臓から遠い所は着圧を強く、心臓に近くなっていくにしたがって着圧を緩くすることでより効果的に酸素を体の隅々まで運ぶことができるのです。
今までのコンプレッションウェアは体が静止した状態をベースにしたサイジングで考えられていました。エコノミークラス症候群やむくみの予防に使われているタイツやソックスと同じ考え方です。しかし、実際にスポーツしているときには筋肉は常にアクティブに収縮しています。
そこで、スキンズの「A400」は、運動している体をベースにして着圧を計測し、運動状態で最大限の効果を発揮するように設計したのが最大の特徴です。考え方からすれば当然ですが、実はこれは簡単なことではありませんでした。そもそも体を動かしている状態で着圧を測定する方法すら存在しなかったのです。そこでスキンズは運動中でも身体の着圧を計測できるマシンを自社開発。運動中のアスリートの体のデータをワイヤレスで飛ばしてコンピュータに蓄積する事を可能にしたのです。これがモーションマッピングです。
その結果、求めるものが変わった
末端から心臓に向かった段階的着圧 → 400ヶ所を適圧に保った動的段階的着圧
スキンズは現代人の体のサイズを改めて測定しなおしました。人体の80万箇所を3Dスキャンした結果、400箇所ものフィッテインクポイントがあることが判明。スキンズはそのポイント一つひとつについて、モーションマッピングを行い、運動中にどの程度圧をかけるべきかを測定しました。スキンズ式段階敵着圧の基本は踏襲しながらも、例えば大きな筋肉については、従来のように着圧をかけて酸素を取り込みやすくする傍ら、間接や腱などの部分は必要以上に着圧を上げずに、動きやすさを重視するといった具合です。運動中にこのような着圧の測定をしたのは、もちろんスキンズがはじめて。スポーツウェアには身体を動かしやすくするための立体裁断が施されている場合があります。しかし、これはあくまでも体の大きな関節のみの動きを考えているのに過ぎません。運動中の筋肉の動きまで測定するスキンズの方法とはまったく違う次元のものなのです。つまり、このデータを持っているのもスキンズだけ。だから独創的なウェアが完成したのです。
求めるものを具現化するためにテクノロジーが進化した
伝統のテクノロジー + 新素材の開発 → メモリーMX
400 箇所適圧が判明したら。それを具現化するためのパネリングを考えなければなりません。従来品よりもかなり複雑な要件を満たさなければならなかったため、素材についても新しいものを開発することが必須でした。そこで登場したのがメモリーMXです。メモリーMXは体の動きによって生地が伸び縮みしても、着圧は変化しないという画期的な発明。ですから、メモリーMXが大きく伸び縮みしても、全体の着圧は変わりません。そこで、動きが激しい関節周りや強い着圧を必要としない腱の部分等使用しています。しかも、場所によって4種類の厚さの生地を使い分けています。もちろん、従来からのスキンズのこだわりも継承されています。経糸方向に糸を織り込むことで不規則な伸縮性をクリアしたワープニット、正確な着圧のコントロールを実現するマイクロファイバー、筋肉をやさしく包み込み、振動やブレを押さえるステッチなどは「A400」にも継承されているのです。このように、伝統のテクノロジーに、最先端の素材を組み合わせて「A400」という画期的な商品が生まれてきたのです。
■商品の問合わせ/スキンズカスタマーサポート
TEL 0800-800-2380 http://www.skins.co.jp
次回はいよいよ「A400」を実際に使用してみます。
その着用感、そしてパフォーマンスは?
その着用感、そしてパフォーマンスは?













