TRAILRUNNER編集部: 2008年9月アーカイブ

01.jpg  カナダでももっともトレイルランニングが盛んなブリティッシュコロンビア州。ノースバンクバーのランニングショップ「ノースショアアスレチックス」でバンクーバー周辺のトレイルランニング事情について聞いてみた。

 

 スタッフのゲイリー・ロビンスさんは、

「若い頃はロードを走っていた人たちがトレイルを走るようになりました。そしてその人たちに刺激されて今は若い人たちもトレイルを走っています」

 と言う。実際、バンクーバー周辺のトレイルに入ると、ベテランから若者までそれぞれのスタイルでトレイルランニングを楽しんでいる姿を見ることができる。仲間同士で走っている人、カップルで走っている人、そして犬と一緒に走るランナー。バンクバー周辺の山麓部分には「マルチトレイル」と呼ばれる幅3メートル前後の広いトレイルが張り巡らされており、ここでは トレイルランニングはもちろんマウンテンバイク、大型犬の散歩なども自由にできる。マルチトレイル部分は比較的アップダウンも緩やかで、走力や体力を問わず、気軽にトレイルが楽しめるのだ。

 

 

07.jpg もちろんこのようなマルチトレイルだけでなく、急峻なピークを経由するシングルトラックなどもあり、ベテランのトレイルランナーとなればいくつものピークを経由するトレイルランニングにも挑んでいる。そのため、周辺のショップではクリニックなどを通してトレイルランニングの安全指導も行っている。

 

 

 

10.jpg ノースショアアスレチックスでも無料のドロップインと呼ばれるクリニックや有料の講習会などを週4日のペースで開催し、安全面での啓蒙活動も行っている。ロビンスさんは、

「裏山は野生にあふれています。もっとも大切なことは誰か知人に自分がトレイルに行くことを伝えること。そして戻ったらそれも伝えること」

 と言う。かつてこのショップのオーナーの知人はトレイルランニングに行って戻ってこなかった。マルチトレイルというエントリー層にとっても親しみやすいコンディションと手付かずの野生を残す山岳トレイル。それが隣り合う形で存在しているのがカナダ・バンクーバーのトレイルなのだ。

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