TRAILRUNNER編集部: 2008年10月アーカイブ

2008年8月29ー31日に開催された、ザ・ノース・フェイス「ウルトラトレイル ド モンブラン」に参戦し、23時間10分47秒の見事な走りで4位入賞を果たした鏑木 毅選手を囲んだ凱旋報告会が開催されます。

日時:11月15日 14:30 開場 15:00 開始

場所:(株)ゴールドウイン 1F アレナホール

住所:東京都渋谷区松濤 2-20-6

会費:500円

定員:200名

申込方法:biotex@goldwin.co.jp
お名前・性別・メールアドレスを明記の上、
メールにてお申し込みください。
※定員になり次第、募集を終了させていただきます。

詳細はhttp://www.goldwin.co.jp/tnf/events/tour_de_montblanc/08_report.html をご覧ください。
 

 

パタゴニアの條さんとパワースポーツ滝川が楽しく箱根のトレイルをご案内します。ハッピートレイルと同時開催で土日2日連続開催です。土曜の夜は毎年恒例となりましたクリスマスパーティー「ハッピートレイルの集い」のご参加もOK。トレイルランナーはもちろんのこと、トレイルランに興味がある人もぜひご参加ください!

 
案内人 パタゴニア篠さん パワースポーツ 滝川

集合場所
1日目 12/20(土) JR御殿場線足柄駅 ※終了は千石原(箱根高原ホテル)
2日目 12/21(日) 宿泊者:箱根高原ホテル
2日目のみ参加:箱根湯本駅
 
参加費 1日1,000円
※申込受付後は、参加料の返還はいたしませんのでご了承下さい。またご入金が確認できない場合お申込みをお取り消しさせていただく事がありますのでご注意下さい。  

定員 各20名 ※両日参加も可能です。

宿泊 宿泊希望の方は申込み用紙にご記入ください。下記が宿泊場所となります。
箱根高原ホテル
〒250-0522 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164
TEL:0460-84-8595 
http://www.hakonekogenhotel.jp/
※土曜日のパーティーも上記ホテルで開催します。
ご案内 ・ 集合時間は必ずお守りください。
・ 着替え場所は特に用意していませんので、トレイルランのウェアを下に着用して、すぐにスタートできる服装でお越しいただきます。
・ 署名、捺印いただきました誓約書(同封のもの)をお持ちいただきます。
・ イベント開催時、お荷物はスタッフのワゴン車でお預かりします。
 
装備について
1) シューズ : トレイルランに適したシューズの使用をお薦めします。
2) ウェア : 山間部の天候が変わりやすい状況、そしてスタート地点とピークとの温度差は10℃以上開きがある場合を想定し、適したウェアをご準備ください。※パタゴニアショップなど専門店でご相談いただくことをお奨めします。
3) 飲食物 : 飲食物はご自身でご用意ください。
4) 給水ギア : 給水ボトルケースやキャメルバックなど給水ギアの装備を必ずお持ちください。
コース中に給水ポイントはありませんので、集合までに給水してください。
5) ライト : ヘッドライトもしくは懐中電灯類をご用意ください。
 
お問い合わせ 有限会社パワースポーツ
〒248-0026 神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-1-11
TEL:0467-38-3160/FAX:0467-38-3162
Eメール: info@powersports.co.jp 

お申込方法
申込書をダウンロードし必要事項を記入し、パワースポーツへFAXまたは郵送してください。申込書をご郵送いただくと同時に下記郵便口座へ参加費をお振込みください。

 ●郵便振替口座 ◇加入者名 (有)パワースポーツ ◇口座番号 00200-9-114633

 ●申し込み用紙送付先
  (有)パワースポーツ
 〒248-0026 神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-1-11
 TEL:0467-38-3160/FAX:0467-38-3162  Eメール: info@powersports.co.jp

詳細・申込書→ http://www.powersports.co.jp/happytrail/08_trailtouring/index.htm

ニュージーランドお国事情からアウトドアスポーツフィールドのご紹介、取って置きのトレイルコースをご案内いたします。今回、ツアーに参加されない方でもニュージーランドが好きな方であれば、どなたでもご参加できます。。

開催日 11月12日(水) 19:00?20:30

開催場所 NEW ZEALAND TRAVEL CAFE 六本木店
東京都港区六本木6-1-3 六本木六門ビル1F 
TEL: 03-5785-2061
http://www.travelcafe.co.jp/shop/nzroppongi/index.shtml

参加定員 30名

参加費 500円(コーヒーもしくは紅茶付き)
※申込受付後は、参加料の返還はいたしませんのでご了承下さい。またご入金が確認できない場合お申込みをお取り消しさせていただく事がありますのでご注意下さい。  

お申込方法
お名前、性別、年齢、メールアドレス、ご連絡先をパワースポーツまでFAXもしくはメールにてお知らせください。

●申し込み用紙送付先
  (有)パワースポーツ
 〒248-0026 神奈川県鎌倉市七里ガ浜1-1-11
 TEL:0467-38-3160/FAX:0467-38-3162  Eメール: info@powersports.co.jp

詳細はhttp://www.powersports.co.jp/happytrail/08_nz/ をご覧ください。

08年10月26日
 恒例の「高尾天狗トレイル」が開催されました。今年も昨年と同様、小仏バス停の上からのスタート。林道の使用許可が取れなかったのでしょうか? また18キロの部は、コースが変わっていて、小仏まで降りませんでした。たぶん昨年よりは標高差が少なかったのでは。前日雨が降りましたが、トレイルはまったく問題ありませんでした。tengu02.jpg優勝タイムはわかりません。だって、くたくたで成績を見る気も起きませんでしたから。ただ昨年より2週間遅いということで、適度に涼しく走りやすかったですよ。あと今年は若い女性のランナーが多かったような気がします。気のせいかも知れませんが。大会に出ていないトレイルランナーとも結構多くすれ違いました。

 「run like a girl 」はモントレイル本社・アメリカのオレゴン州ポートランドにて2007年からトレイルランニングやランニングの初心者、未経験者を対象としてスタートしたトレイルランニングイベントで、 2008 年はシアトル・シャーロットシヴィル・ロサンゼルス・ポートランド・ボストン・ラスベガスと合計 6ヶ所で開催され合計で 6,000 名の女性が参加する人気のイベントです。

日本では苗場が初めての開催となり、モントレイルサポートランナーの石川弘樹選手によるトレイルランニングの初歩的なクリニックやグループリレー戦、パーティー、旧三国街道へのツーリング(ランニングセミナー)、下り中心のクラス別レースなどを行います。

開催日 2008 年11 月8 日(土) - 11 月9 日(日) 1 泊2 日
主 催 モントレイルRLG事務局
共 催 苗場パルクラブ事務局
特別協賛 モントレイル
協 賛 大塚製薬(株)ほか
協 力 苗場プリンスホテル・苗場スキー場
対 象 ランニングやトレイルランニングの初心者・未経験者でトレイルランニングを体験してみたい20歳以上の女性!
ゲスト 石川弘樹 他
募集定員 100名
参加費 18,000円
(苗場プリンスホテル宿泊費・パーティー・朝食・昼食・
クリニック参加費・保険・税金が含まれます)
※交通費、11/8(土)の昼食代は含まれておりません。
※同伴者の料金は事務局までお問合せください。
申込み締切日 2008年10月31日(金)
※定員になり次第締め切りますので事前に事務局までお問合せください

詳細→http://www.cpmm.co.jp/montrail/montrailindex.html

午前中の雨がうそのように上がり、天気は回復しました。高尾のトレイルのコンディションも急速に良くなりつつあります。日の当たる場所では、すでにドライになっている部分もあり、明日は高尾では快適なトレイルランが期待できます。もちろんすぐ隣の奥多摩でも。いよいよハセツネカップの開幕です。選手の皆さん、頑張ってください。


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麓のトレイルランニングショップのオヤジはいとも簡単に言った。「ピークまでは2時間くらいかな。水は忘れるな」。それから2時間後、我々はまだ山腹であえいでいた。「うそつき」

 

カナダトレイルランニング情報の3回目は、実際にカナダのトレイルに挑戦だ。トレイルランナー誌スタッフのNとムービーカメラマンのSが、地元ショップオーナーの案内でノースバンクーバー近郊のリーンキャニオンにアタック。ここはトレイルランのレースも開催されている地元ではかなりメジャーなランニングスポットとのこと。今回は、オーナーの案内の下、渓谷からピークまで往復4時間弱のランニングトリップだ。

 

Nこと私は週末のたびに山を走っているリアルトレイルランナー。自分で言うのだから間違いない。方やSはバンクーバーマラソンの撮影の際、フリースで走り回って汗ひとつかかない不思議な男。迎え撃つショップオーナーは体格のいいオヤジ。「楽勝」という文字が頭をよぎる。オヤジがSの三脚を指び差し「それは置いていけ」と言う。私も「Sさんは慣れてないから置いていった方がいいでしょう」としたり顔で続ける。このとき、オヤジと私はまだSの怖さを知らなかった。

 

 

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ノースショアアスレチックスのオーナー、キース・ニコルさん。我々をリーンキャニオンに案内してくれた。その節はありがとうございました。オヤジ呼ばわりをして申し訳ございません

 

 

 

 

0810103.jpg取り付きは清流に沿った渓谷の快適なトレイル。我々のほかにも、何人ものトレイルランナーが走っている。トレイルの幅も広く、横に広がって走ってもあまり迷惑をかけることはない。一般のハイカーなどもいるのだが、それぞれがマイペースで歩いていてもお互いに邪魔と感じることはない。これは、日本のトレイルではなかなか経験できない快適さだ。路面は土あり、岩あり、切り株ありと様々に変化するが、とにかく幅の広いマルチトレイルは、ストレスなくランニングすることができる。

 

しかし、この快適なマルチトレイルとも50分ほどで別れ、いよいよピークへの急峻なシングルトラックに入る。そしてシングルトラックを10分ほど上った頃、オヤジがおもむろに言った。「ペースが遅すぎる。このままじゃ昼飯に間に合わない」。ペースが遅いのはわかった。でもなんで昼飯? 少し遅れてもよろしいのでは? だがオヤジの昼飯に対するこだわりはすさまじく、ここからピッチが急激に上がった。

 

 

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マルチトレイルでは140前後だった私の心拍計が常に170をオーバーするようになる。500ミリリットル用意した水の消費量が急激に膨れ上がる。オヤジとの距離が少しずつ開いてくる。心配になり振り返りSを探すが見当たらない。いないはずである。Sはオヤジを上から撮影するためにさらに先を登っていたのだ。下ばかり見ていた私は全く気がつかなかった。シングルトラックに入って1時間もすると、私の前には全く人影が見えなくなり水も完全に底を突いた。

 

このときほどトレイルで水を使い切る怖さを思い知ったことはない。前後には人影が全くなく、時折オヤジの私を気遣う「ホーイ」という声が聞こえるだけ。こちらも無事を知らせようと声を出そうとするが、からからの喉からは「ウヘッ」と小さな声が出るだけ。やがてトレイルには数日前に降ったという雪がちらほら見られるようになり、すぐにあたり一面雪だらけとなる。何度雪を食べようと思ったか。あとどれくらいでピークに着くのかもわからない。

 

その頃、私のはるか上方ではオヤジとSのデッドヒートが繰り広げられていた(らしい)。ピッチを上げて遅れると思っていた日本人の片割れが、しっかりと着いてくる。それどころか、息もほとんど乱れず、時には前に出て行く。オヤジのプライドが許さなかったらしく、二人とも案内も撮影も忘れどんどんペースをあげていった。そしてハタと気がついた、昼飯の時間を。いやはるか後方に日本人をひとりおいてきてしまっている事を。オヤジは「今回は雪が多いからピークは無理だ。戻ろう」というとおもむろにUターンして雪道を下り始めた。

 

聞けばSはかつて標高2000メートルオーバーの山小屋で居候をしていて、昼休みのたびに数キロ先の隣の山小屋まで遊びにいっていたとのこと。限られた時間で戻ってこなければならないため、当然山小屋の行き来はランニング。本物だ。リアルトレイルランナーだったのだ。私は三脚を置いていかせたことを後悔した。たぶんオヤジも後悔したに違いない。

 

下りはトレイルランニング最大の醍醐味だ。オヤジとSは、軽快にトレイルを下っていく。特にマルチトレイルに出てからは、幅も広く斜度も緩やかなので思いっきり飛ばすことが出来る。しかし、脱水状態の私はふらふらでの下りとなった。注意力が散漫になり、浮いた石を踏んでは足下が不安定になる。が、神は私を見捨てていなかった。幼稚園児くらいの子どもたちが大勢で遊んでいる公園にキラキラと輝く水場を発見。5人くらいのキッズの後に続いて水道に並ぶ。マヌケな光景だ。ぼろぼろの格好で水を求める40過ぎの外国人を、キッズは実に不思議そうな表情で見ている。また遅れた私にオヤジは立ち止まって「どうした」と聞く。うまい言葉が思いつかない。とっさに出た言葉は「ウォータープリーズ」。オヤジに「水くれ」と言ってどうする。こうしてオヤジは昼飯の時間に2時間遅れたのである。

首都圏のトレランの聖地、高尾山。これから紅葉の時期を迎え高尾ランのベストシーズンになります。

今年は夏の終わりの豪雨で、高尾・陣馬でもいくつかの土砂崩れが発生しました。現在、高尾山に登る6号路などは土砂崩れで通行止めになっていますが、それでも様々なコースを持つ高尾山は、十分にトレイルランを楽しめます。

トレイル自体はまだ落ち葉も少なく木の根などもはっきり見えるのでとっても走りやすくなっています。ただ日暮れが早くなっています。夕方はことのほかあたりが暗くなりますので、午後からのトレイルランニングの場合は、日没の時間も考えてスケジューリングしてください。

 

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